リリィの「完全懐妊」の正式発表。
そして、彼女を「第一夫人(正妻)と同等の権限」に引き上げるという国王レオンハルトのあまりにも冷酷な宣戦布告。
大謁見の間から戻ったエレナ陣営を包んでいたのは、かつてないほどに深く、重い絶望の沈黙だった。
フィオナが確保した財政権は剥奪され、カタリナの情報網は白百合宮から隔離され、ブリジェットの武力すらも「正妻と同等の権限」という法的な絶対障壁の前には、迂闊に動かせぬ刃と化していた。
「あいつは一体、どんな手を使ったんだい……」
ブリジェットが悔しさに唇を噛み締め、カタリナは無言で冷え切った紅茶のカップを見つめ、フィオナは静かに涙を拭う。
味方たちの心が折れかける中、第一側室エレナだけは、翡翠宮の窓外に広がる夜の帳を見つめ、ただ一人、思考の海へと深く潜っていた。
(おかしいわ。どうしても、結びつかない。陛下は本当に、リリィに籠絡されてしまわれたの? アルを、私を、守ると仰ったあの言葉すらも、すべては偽りだったというの……?)
夜が更け、第二の鐘が鳴り響く頃。
ブリジェットたちもそれぞれの宮へと戻り、翡翠宮は不気味なほどの静寂に包まれていた。
寝室のベッドの傍らで、愛おしい我が子アルフレッドの穏やかな寝顔を見つめていたエレナは、ふと、背後に立ち込めた「異質な気配」に肌を粟立たせた。
カサリ、と微かな衣擦れの音がする。
長年、命を狙われ続けてきたエレナの勘が、直感的にそれを「暗殺者」だと告げていた。
彼女は息を呑み、護身用の短剣をドレスの袖から滑り込ませ、瞬時に振り返る。
「誰――」
叫ぼうとしたエレナの唇が、闇の中から伸びてきた逞しい手によって、優しく、しかし確実に塞がれた。
驚愕に目を見開くエレナの視界に映ったのは、漆黒の隠密用の外套を身に纏い、昼間の冷酷な表情とは打って変わった、酷く疲れ果て、しかし悲痛なほどに熱い眼差しを宿した男の顔だった。
「静かに、エレナ。余だ」
「へ……陛下……!?」
エレナは声を押し殺した。そこにいたのは、クインテラ王国の絶対君主、レオンハルトその人であった。
王宮の最高権力者が、護衛も連れずに、深夜、一人の側室の寝所に忍び込むなど、通常では絶対にあり得ない。
見つかれば、王の威信は失墜し、エレナも「不貞」や「暗殺の嫌疑」をかけられかねない、極限の密会だった。
レオンハルトはエレナの唇からゆっくりと手を離すと、寝室の遮光カーテンが完全に閉まっていることを確認し深く息を吐き出した。
その端正な顔には、昼間の大謁見の間で見せたような「冷徹な王」の仮面は微塵も残っていなかった。
「陛下、なぜこのような場所に……。昼間のあの冷酷な宣告は何だったのですか!? リリィを正妻と同等に引き上げるなど、あれでは私たちが積み上げてきたものが、すべて……!」
エレナは、抑えきれない感情を低い声に込めて王を糾弾した。
我が子を、そして自分を裏切られたのではないかという、母親としての、そして一人の女性としての激しい不信感が、その言葉には宿っていた。
レオンハルトは、エレナのその怒りを、避けることなく真っ直ぐに受け止めた。
そして、ゆっくりと彼女の前に跪き、その細い手を自らの両手で包み込んだ。
王のその温かく、しかし微かに震える手の感触に、エレナの胸がドクンと跳ねる。
「すまない、エレナ。貴様を絶望させ、傷つけた。……だが、聞いてくれ。昼間の余の言動、そしてリリィを毎夜抱いていたという噂……そのすべては、『偽装』だ」
「偽装……? 医薬院も審問院も、正式に彼女の懐妊を認めたのですよ!? 陛下が触れていなければ、あのような発表が出るはずがありません!」
「触れていない。余は一度たりとも、リリィのあの白い肌に指一本触れてはいない」
レオンハルトの瞳に、激しい嫌悪と冷徹な光が灯った。
「余が毎夜、白百合宮に通っていたのは、あそこに『愛』があったからではない。リリィの背後に潜む、ガルディニア帝国の最高位工作員ネットワーク――そのすべての『ネズミ』を、余の懐刀である隠密たちを使って炙り出すための、完璧な包囲網を敷くためだったのだ」
レオンハルトは言葉を続け、この狂った王宮の裏で繰り広げられていた、血を洗うような情報戦の全貌を明かし始めた。
「リリィは、ただの側室ではない。あの国がクインテラ王国を内側から崩壊させるために送り込んできた、最精鋭の魔女だ。彼女は入内直後から、余の食事に精神を狂わせる毒を盛り、王宮の重要機密を本国へ流し続けていた。……もし余が彼女を遠ざければ、帝国は即座に『別の手段』――すなわち、翡翠宮のアルフレッドの直接的な暗殺や、我が国への全面戦争へと舵を切っていただろう」
「だから……リリィに現を抜かしているフリをして、彼女の目を欺いていたのですか?」
エレナの瞳に、驚きが広がる。
「そうだ」
レオンハルトは、エレナの手をさらに強く握りしめた。
「余が白百合宮に籠もれば籠もるほど、帝国側の警戒は薄れ、彼らの工作員たちが王宮の深部へと這い出てくる。それを余の隠密たちが一つずつ捕らえ、処理していたのだ。そして何より……余があの女を『最大の寵姫』として祭り上げることで、正妻オーレリアや大貴族たちのすべての悪意と嫉妬の矛先は、リリィへと向かう。余は、リリィを『最大の盾』として利用し、貴様とアルフレッドを、王宮の血みどろの暗殺劇から遠ざけ、守っていたのだ」
「陛下……」
エレナの目から、一筋の涙が溢れ落ちた。
昼間のあの冷酷な王の言葉は、自分たちを見捨てたのではなく、自分たちを「大貴族と帝国の魔の手」から守るための、孤独で、あまりにも痛々しい欺瞞だったのだ。
王は、誰にも真実を明かせぬまま、一人で敵国の魔女と対峙し続けていた。
「けれど、陛下」
エレナは涙を拭い、核心に迫る問いを投げかけた。
「だとしたら、あの『懐妊』はどう説明されるのですか? 医薬院の総監が公式に認めたということは、リリィの身体に間違いなく変化が起きているということです。いくら陛下が触れていないと仰っても、法的な証拠が揃ってしまっては……」
レオンハルトは、その問いに対して、フッと自嘲気味な笑みを浮かべた。
「そこが、あの女の、そして帝国の恐ろしいところだ。余が白百合宮の寝所にいる間、余はお香に仕込まれた催眠薬によって、数時間の記憶を奪われていた。……おそらくリリィは、余が眠っている間に『既成事実』を捏造し、王宮医薬院の医師たちを金と脅迫で完全に買収したのだろう。あの発表は、帝国が我が国の防衛利権を強奪するために仕組んだ、完璧な『制度の悪用』だ。余がリリィを正妻と同等に引き上げたのも、そうせねば、帝国が国境の軍を動かすという脅迫状を送りつけてきたからに他ならない」
王の言葉により、エレナたちの前に立ちはだかる絶望の正体が、より一層鮮明になった。
リリィは、王の寵愛という仮面を逆手に取り、王宮のシステムそのものをハッキングして「偽りの懐妊」を完成させたのだ。
「レオンハルト様……」
エレナは初めて、王の公式な肩書ではなく、彼の名前を呼んだ。
その声には、深い理解と、共に戦うという確固たる覚悟が宿っていた。
「真実を教えていただき、ありがとうございます。貴方の孤独な戦いは、ここで終わりです。これからは、私たちが、貴方の剣となり盾となります」
エレナは立ち上がり、ベッドで眠るアルフレッドを見つめた。
「リリィの目的が懐妊を理由にした権力の掌握、そしてこの国の内側からの崩壊であるならば……私たちがやるべきことはただ一つ。あの女のお腹の中にある『嘘』を、この手で完全に暴き立てることですわ」
「エレナ……貴様は、あの女の牙に立ち向かうというのか?」
レオンハルトが驚き混じりの目で見上げる。
「ええ。カタリナ様の情報網、ブリジェット様の武力、フィオナ様の財力、そして私の知恵があれば、必ず医薬院の不正を暴けます。陛下はどうか、そのまま『騙された王』を演じ続けてください。表舞台の処理は私たちがいたしますわ」
エレナの瞳に、静かな、しかし絶対的な「魔女の炎」が再び灯った。
それは、絶望を燃料にして燃え盛る、逆転の炎だった。
「わかった、エレナ。余の、そしてこの国の命運を、貴様たちに託す」
レオンハルトはエレナの額に優しく、誓いのキスを捧げると、再び漆黒の外套を羽織り、闇に溶けるようにして翡翠宮の隠し通路から去っていった。
残されたエレナは、深く息を吸い込み、夜明け前の空を見上げた。
王の愛が本物であったという歓喜と、これから立ち向かう「帝国の陰謀」という底なしの恐怖。
しかし、彼女の心に、もう迷いはなかった。
「マルタ、夜が明けたらすぐに、カタリナ様、ブリジェット様、フィオナ様を呼びなさい。……反撃の始まりよ」
クインテラ王国の運命を揺るがすリリィの「偽りの懐妊」を巡る命懸けの医療サスペンスの火蓋がここに切って落とされたのである。
そして、彼女を「第一夫人(正妻)と同等の権限」に引き上げるという国王レオンハルトのあまりにも冷酷な宣戦布告。
大謁見の間から戻ったエレナ陣営を包んでいたのは、かつてないほどに深く、重い絶望の沈黙だった。
フィオナが確保した財政権は剥奪され、カタリナの情報網は白百合宮から隔離され、ブリジェットの武力すらも「正妻と同等の権限」という法的な絶対障壁の前には、迂闊に動かせぬ刃と化していた。
「あいつは一体、どんな手を使ったんだい……」
ブリジェットが悔しさに唇を噛み締め、カタリナは無言で冷え切った紅茶のカップを見つめ、フィオナは静かに涙を拭う。
味方たちの心が折れかける中、第一側室エレナだけは、翡翠宮の窓外に広がる夜の帳を見つめ、ただ一人、思考の海へと深く潜っていた。
(おかしいわ。どうしても、結びつかない。陛下は本当に、リリィに籠絡されてしまわれたの? アルを、私を、守ると仰ったあの言葉すらも、すべては偽りだったというの……?)
夜が更け、第二の鐘が鳴り響く頃。
ブリジェットたちもそれぞれの宮へと戻り、翡翠宮は不気味なほどの静寂に包まれていた。
寝室のベッドの傍らで、愛おしい我が子アルフレッドの穏やかな寝顔を見つめていたエレナは、ふと、背後に立ち込めた「異質な気配」に肌を粟立たせた。
カサリ、と微かな衣擦れの音がする。
長年、命を狙われ続けてきたエレナの勘が、直感的にそれを「暗殺者」だと告げていた。
彼女は息を呑み、護身用の短剣をドレスの袖から滑り込ませ、瞬時に振り返る。
「誰――」
叫ぼうとしたエレナの唇が、闇の中から伸びてきた逞しい手によって、優しく、しかし確実に塞がれた。
驚愕に目を見開くエレナの視界に映ったのは、漆黒の隠密用の外套を身に纏い、昼間の冷酷な表情とは打って変わった、酷く疲れ果て、しかし悲痛なほどに熱い眼差しを宿した男の顔だった。
「静かに、エレナ。余だ」
「へ……陛下……!?」
エレナは声を押し殺した。そこにいたのは、クインテラ王国の絶対君主、レオンハルトその人であった。
王宮の最高権力者が、護衛も連れずに、深夜、一人の側室の寝所に忍び込むなど、通常では絶対にあり得ない。
見つかれば、王の威信は失墜し、エレナも「不貞」や「暗殺の嫌疑」をかけられかねない、極限の密会だった。
レオンハルトはエレナの唇からゆっくりと手を離すと、寝室の遮光カーテンが完全に閉まっていることを確認し深く息を吐き出した。
その端正な顔には、昼間の大謁見の間で見せたような「冷徹な王」の仮面は微塵も残っていなかった。
「陛下、なぜこのような場所に……。昼間のあの冷酷な宣告は何だったのですか!? リリィを正妻と同等に引き上げるなど、あれでは私たちが積み上げてきたものが、すべて……!」
エレナは、抑えきれない感情を低い声に込めて王を糾弾した。
我が子を、そして自分を裏切られたのではないかという、母親としての、そして一人の女性としての激しい不信感が、その言葉には宿っていた。
レオンハルトは、エレナのその怒りを、避けることなく真っ直ぐに受け止めた。
そして、ゆっくりと彼女の前に跪き、その細い手を自らの両手で包み込んだ。
王のその温かく、しかし微かに震える手の感触に、エレナの胸がドクンと跳ねる。
「すまない、エレナ。貴様を絶望させ、傷つけた。……だが、聞いてくれ。昼間の余の言動、そしてリリィを毎夜抱いていたという噂……そのすべては、『偽装』だ」
「偽装……? 医薬院も審問院も、正式に彼女の懐妊を認めたのですよ!? 陛下が触れていなければ、あのような発表が出るはずがありません!」
「触れていない。余は一度たりとも、リリィのあの白い肌に指一本触れてはいない」
レオンハルトの瞳に、激しい嫌悪と冷徹な光が灯った。
「余が毎夜、白百合宮に通っていたのは、あそこに『愛』があったからではない。リリィの背後に潜む、ガルディニア帝国の最高位工作員ネットワーク――そのすべての『ネズミ』を、余の懐刀である隠密たちを使って炙り出すための、完璧な包囲網を敷くためだったのだ」
レオンハルトは言葉を続け、この狂った王宮の裏で繰り広げられていた、血を洗うような情報戦の全貌を明かし始めた。
「リリィは、ただの側室ではない。あの国がクインテラ王国を内側から崩壊させるために送り込んできた、最精鋭の魔女だ。彼女は入内直後から、余の食事に精神を狂わせる毒を盛り、王宮の重要機密を本国へ流し続けていた。……もし余が彼女を遠ざければ、帝国は即座に『別の手段』――すなわち、翡翠宮のアルフレッドの直接的な暗殺や、我が国への全面戦争へと舵を切っていただろう」
「だから……リリィに現を抜かしているフリをして、彼女の目を欺いていたのですか?」
エレナの瞳に、驚きが広がる。
「そうだ」
レオンハルトは、エレナの手をさらに強く握りしめた。
「余が白百合宮に籠もれば籠もるほど、帝国側の警戒は薄れ、彼らの工作員たちが王宮の深部へと這い出てくる。それを余の隠密たちが一つずつ捕らえ、処理していたのだ。そして何より……余があの女を『最大の寵姫』として祭り上げることで、正妻オーレリアや大貴族たちのすべての悪意と嫉妬の矛先は、リリィへと向かう。余は、リリィを『最大の盾』として利用し、貴様とアルフレッドを、王宮の血みどろの暗殺劇から遠ざけ、守っていたのだ」
「陛下……」
エレナの目から、一筋の涙が溢れ落ちた。
昼間のあの冷酷な王の言葉は、自分たちを見捨てたのではなく、自分たちを「大貴族と帝国の魔の手」から守るための、孤独で、あまりにも痛々しい欺瞞だったのだ。
王は、誰にも真実を明かせぬまま、一人で敵国の魔女と対峙し続けていた。
「けれど、陛下」
エレナは涙を拭い、核心に迫る問いを投げかけた。
「だとしたら、あの『懐妊』はどう説明されるのですか? 医薬院の総監が公式に認めたということは、リリィの身体に間違いなく変化が起きているということです。いくら陛下が触れていないと仰っても、法的な証拠が揃ってしまっては……」
レオンハルトは、その問いに対して、フッと自嘲気味な笑みを浮かべた。
「そこが、あの女の、そして帝国の恐ろしいところだ。余が白百合宮の寝所にいる間、余はお香に仕込まれた催眠薬によって、数時間の記憶を奪われていた。……おそらくリリィは、余が眠っている間に『既成事実』を捏造し、王宮医薬院の医師たちを金と脅迫で完全に買収したのだろう。あの発表は、帝国が我が国の防衛利権を強奪するために仕組んだ、完璧な『制度の悪用』だ。余がリリィを正妻と同等に引き上げたのも、そうせねば、帝国が国境の軍を動かすという脅迫状を送りつけてきたからに他ならない」
王の言葉により、エレナたちの前に立ちはだかる絶望の正体が、より一層鮮明になった。
リリィは、王の寵愛という仮面を逆手に取り、王宮のシステムそのものをハッキングして「偽りの懐妊」を完成させたのだ。
「レオンハルト様……」
エレナは初めて、王の公式な肩書ではなく、彼の名前を呼んだ。
その声には、深い理解と、共に戦うという確固たる覚悟が宿っていた。
「真実を教えていただき、ありがとうございます。貴方の孤独な戦いは、ここで終わりです。これからは、私たちが、貴方の剣となり盾となります」
エレナは立ち上がり、ベッドで眠るアルフレッドを見つめた。
「リリィの目的が懐妊を理由にした権力の掌握、そしてこの国の内側からの崩壊であるならば……私たちがやるべきことはただ一つ。あの女のお腹の中にある『嘘』を、この手で完全に暴き立てることですわ」
「エレナ……貴様は、あの女の牙に立ち向かうというのか?」
レオンハルトが驚き混じりの目で見上げる。
「ええ。カタリナ様の情報網、ブリジェット様の武力、フィオナ様の財力、そして私の知恵があれば、必ず医薬院の不正を暴けます。陛下はどうか、そのまま『騙された王』を演じ続けてください。表舞台の処理は私たちがいたしますわ」
エレナの瞳に、静かな、しかし絶対的な「魔女の炎」が再び灯った。
それは、絶望を燃料にして燃え盛る、逆転の炎だった。
「わかった、エレナ。余の、そしてこの国の命運を、貴様たちに託す」
レオンハルトはエレナの額に優しく、誓いのキスを捧げると、再び漆黒の外套を羽織り、闇に溶けるようにして翡翠宮の隠し通路から去っていった。
残されたエレナは、深く息を吸い込み、夜明け前の空を見上げた。
王の愛が本物であったという歓喜と、これから立ち向かう「帝国の陰謀」という底なしの恐怖。
しかし、彼女の心に、もう迷いはなかった。
「マルタ、夜が明けたらすぐに、カタリナ様、ブリジェット様、フィオナ様を呼びなさい。……反撃の始まりよ」
クインテラ王国の運命を揺るがすリリィの「偽りの懐妊」を巡る命懸けの医療サスペンスの火蓋がここに切って落とされたのである。



