春のその先で、君と。




「じゃあ、食べよ!」



陽菜が嬉しそうにお弁当箱を机の上に置いた。



「いただきます!」



「いただきます。」


二人で手を合わせる。


窓から差し込む春の日差しが、机の上を柔らかく照らしていた。



「やっぱり、三年生になってもお昼はりのんとだね!」



陽菜が嬉しそうに笑う。



「うん。」



私も笑って頷く。



「なんか安心する。」



「でしょ?」



陽菜は得意げに笑った。



「だって、朝も一緒、お昼も一緒!」