何を送ればいいのか。 何を話したらいいのか。 分からないまま、スマホを開いては閉じてを繰り返す日々が続いた。 母さんの連絡先を開いてみる。 メッセージを打とうとして、やめる。 そんなことを何度も繰り返していた。 そして、ある日。 スマホに一件の通知が届いた。 画面を見る。 送り主は、母さんだった。 「……母さん」 恐る恐る、メッセージを開く。 そこには、短い言葉が並んでいた。