「それじゃあ、お母さんたちは買い物に出かけてくるからひいろとひまりは好きなように過ごしていてね」
「はーいっ。いってらっしゃい!」
バタンと音を立てて閉まったドアを見つめて、私はひいろの方を向いた。
「ひいろ、なにかしたいこととかある?」
「いや⋯⋯俺は特にないけど。姉ちゃんはなにかある? どこか行きたいとか⋯⋯誰かに会いたい、とか」
その言葉を聞いたとき、肩をビクッと震わせて、明らかにわかりやすい反応をとってしまった。
もちろん、反応した言葉は後者。
ここは紛れもない私の地元で、中学校の頃のクラスメイトがいる可能性が高い。
「⋯⋯ごめん、なんでもない。今日は家で自由に過ごそうか」
「わ、私こそっ⋯⋯ごめんね。一人でお散歩してくるから、ひいろはお家にいて大丈夫だよ」
「いいや、姉ちゃんがいくなら俺も行くよ。なにか事故とかに巻き込まれても困るし」
事故に巻き込まれるって⋯⋯そんなに危なっかしく見えているのかな⋯⋯あはは。
一応、私のほうがお姉ちゃんなんだけどなっ⋯⋯。
それから準備をして、二人で外へ出た。
お盆ということもあって、外は太陽が照り続けていた。
「はーいっ。いってらっしゃい!」
バタンと音を立てて閉まったドアを見つめて、私はひいろの方を向いた。
「ひいろ、なにかしたいこととかある?」
「いや⋯⋯俺は特にないけど。姉ちゃんはなにかある? どこか行きたいとか⋯⋯誰かに会いたい、とか」
その言葉を聞いたとき、肩をビクッと震わせて、明らかにわかりやすい反応をとってしまった。
もちろん、反応した言葉は後者。
ここは紛れもない私の地元で、中学校の頃のクラスメイトがいる可能性が高い。
「⋯⋯ごめん、なんでもない。今日は家で自由に過ごそうか」
「わ、私こそっ⋯⋯ごめんね。一人でお散歩してくるから、ひいろはお家にいて大丈夫だよ」
「いいや、姉ちゃんがいくなら俺も行くよ。なにか事故とかに巻き込まれても困るし」
事故に巻き込まれるって⋯⋯そんなに危なっかしく見えているのかな⋯⋯あはは。
一応、私のほうがお姉ちゃんなんだけどなっ⋯⋯。
それから準備をして、二人で外へ出た。
お盆ということもあって、外は太陽が照り続けていた。



