溺れるほどの愛を君に

きっとお母さんたちも行くと思うし、あとで連絡して聞いてみようかな。



「うそっ!? ⋯⋯じゃあ、ひまりの中学校の同級生とかもいるってことなの?」
 


その星良ちゃんの問いかけに、私は思わず肩をビクッと震わせてしまった。
 
中学、校⋯⋯そう、だよね⋯⋯お祭りなんだから、きっとみんな来るよね⋯⋯。



「⋯⋯昔の人たちに難ありって感じね」

「うん⋯⋯」

「わざわざ聞くような真似はしないけど、でも辛くなったらこの星良様にいつでも言いなさい! 溜め込んだらただじゃおかないわよ。いいわね?」

「は、はいっ!」
 


このこと⋯⋯言ったほうがいいのかな。
 
私、星良ちゃんに嫌われないかな⋯⋯高校に入って初めてできたお友達なのに、嫌われたく、ない⋯⋯っ。



「今から話すこと⋯⋯もしかしたら、星良ちゃんの気分、悪くさせちゃうかもしれない⋯⋯。それでも、聞いて、ほしい」

「うん、ちゃんと聞く。⋯⋯嫌ったりすることなんて一切無いんだから、安心して話してちょうだい」
 


星良ちゃんの言葉に安心した私は、過去の出来事⋯⋯私の中学校時代のことについて話し始めた。

☆     ☆     ☆

私には、幼馴染がいた。
 
家がお隣で、親同士が仲がいいからという理由で、子どもの私たちも一緒に遊んでいた。
 
そんな仲の良い関係は幼稚園、小学校と続き、中学校まで続いた。
 
その幼馴染の名前は、保科千陽(ほしなちはる)。私はちーくんと呼んでいた。



「ちーくん! 今年もクラス一緒だったねっ」