溺れるほどの愛を君に


今日は荷解きだけで終わっちゃいそうだな……。

明後日からは学校が始まる予定だし、それまでは学校の準備を行おうと思う。

☆     ☆     ☆

「お、終わったあ……っ」



冷蔵庫とかクーラーとかはもともと設置されてあったから、想像していたよりも時間がかからなかった。

でも、今の時刻は六時を過ぎていてもう夕方だ。

……どうしよう、今日の夜ご飯何作るか決めてなかったなあ……。

そう悩んでいた私は、とあることに気がついた。



「お隣さんに挨拶しなきゃっ!」



一応お隣さんには挨拶しておかないとだよね。これから迷惑かけちゃうかもしれないし。


___ピンポーン。


隣のインターホンを押してから少し待つ。



「はい」

「あっ、私今日隣に引っ越してきた鈴代っていいます! これからよろしくお願いしますっ。……あの、これ、些細なものですがどうぞ……!」



ぺこりと一礼をしてから、私は持っていた袋をお隣さんに渡した。