溺れるほどの愛を君に

それから先輩は用意したカレーをパクパクと食べ続けて、その日に作った分はすべて平らげてしまった。

私一人じゃ食べきれない量にしちゃったから、先輩が食べてくれてよかった……!



「お皿は洗っとけばいい?」

「そんな、申し訳ないですよ!」

「押し掛けたのはこっちでしょ。皿洗いくらいなら俺でもできる。だから……やらせて?」



うるうるとした瞳が私を見つめてきて、断るという選択肢はすぐに消え去ってしまった。



「じゃあ……お願いしても、いいですか?」

「ん。ひまりは休んでなよ」



先輩のお言葉に甘えることにして、私はソファに座ってゆっくりとくつろいでいた。



「終わったよ。俺ここで待ってるから、ひまりはお風呂入ってきな。……あ、ごめん。なんか妹の世話をしてたときのこと思い出して……」



おそらく皿洗いを終えただろう先輩が私に提案をしてくれた。

先輩、妹さんいたんだ……!