溺れるほどの愛を君に

私の進捗でも見に来たのかな?

一応先生に、今書き終わった原稿を先生に渡してみた。

もしかしたら誤字脱字があるかもしれないし、内容もグダグダかもしれないから……。



「え、っと……鈴代さん、これ本当に十分で書いたものなのよね?」

「……? はい、そうですけど……」



それがどうしたんだろう?



「……まあいいわ。とりあえず、もうすぐ式が始まるから、リハーサルだけやっちゃいましょう! 鈴代さんはずっと会場にいるままでいいから! お願い!」



またもや先生に頭を下げられてしまった私は、急いで入学式の会場に向かうことになってしまった。

☆     ☆     ☆

「___以上、新入生代表、鈴代ひまり」



拍手に包まれる会場の中で、私は少しだけほっとして、肩の荷を下げた。