失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!

思考が止まった瞬間、お腹の音が大きく鳴った。

非日常から現実へと、引き戻されていく。

──絶対、聞かれたよね。

そう思った瞬間、自分の顔がみるみるうちに熱を帯びていく。

同時に、どこかで「何も反応されないかもしれない」という別の不安も浮かんだ。

「俺も腹減った。飯食う?」

「う、ん」

当たり前のように彼は立ち上がり、味噌汁の入った鍋に火をつける。