大型犬男子は、今日も私を甘やかす

今まで笑うことすら忘れていたのに。

気付けば、口角が緩んでいる。

元彼と別れた時は、こんな日が来るなんて思わなかった。

それでも――

少しだけ。

本当に少しだけ、前を向けそうな気がした。