失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした

リビングへ戻ると、動画を見ていたはずの陸斗が、そのまま眠ってしまっていた。

長いまつ毛が伏せられ、規則正しい寝息が聞こえてくる。

起こさないようにそっと近付いて、タオルケットを掛けた。

「……晩ご飯、どうしようかな」

小さく呟く。

正直、料理は得意じゃない。

むしろ苦手な方だ。

それでも――

今夜は私が作ろうかな、と思った。