失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!

いや――嫌そう、なんてものじゃなかった。

女の子の服を着せられた陸斗は、泣いていた。

だから、私の服を貸したことがある。

小さい頃から、私は女の子らしいデザインや色があまり好きじゃなかった。

一応、女の子用の服ではあったけど、シンプルなものばかりだったし、

陸斗が着せられていた服よりはずっとマシだった。

あの時の陸斗は、服を受け取るなり泣き止んで。