失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!

隣を通り過ぎた女の子達が、揃って陸斗の方を振り返る。

少し距離が空いた、その瞬間だった。

「今の人、かっこいい……」

はしゃぐような声が聞こえてくる。

仕方がない。

身長が高いだけでも目立つのに、髪も派手だ。

それに、あの整った顔立ち。

存在感が凄い。

でも、私は誰かに注目されることに慣れていない。

見られているのは陸斗だと分かっているのに、隣を歩いているだけで落ち着かなくなってしまう。