失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!

そう突っ込む間もなく、部屋の扉がゆっくりと開いた。

さっきまで鼻歌なんて歌っていたくせに、澄ました顔で出てきた。

なんていうか――

少しだけウェーブのかかった金色の髪に、表情の見えない瞳。

シンプルな服なのに、スタイルがいいせいで、まるでモデルみたいに見える。

……嫌。絶対、嫌。

その見た目なら、買い物くらい付き合ってくれる女の子なんて、いくらでもいるでしょ。