雨の降る日はジャズバーへ ――Cats that gather at night――

 ここの歌詞は、寂しさと行かないで欲しい気持ちが歌詞に込められていて、音楽のリズムで感情を揺さぶられた。

 
 願うように歌う姿を見ると、私の手を握っているように感じる。そんなことはないはずなのに……。
 私はレンに夢中で、周りは見てなかったが、曲が終わって分かった。

 
 歌い終わって、吐息を少し漏らしたあと……大歓声が起きた。
 周りには泣き出す人や呆然(ぼうぜん)として動けない人。皆レンに心を動かされた。

 
 あっという間に三曲が終わってしまった。
 全て歌い終わると、歓声の中、まるで祝福をするように、二匹の猫はしゃがんで待っているレンの胸に飛び込んだ。



 この時はまだ知らない……歌詞の本当の意味を知る(6話)ことを……