マリアは王妃を前に押し出して
「陛下、王妃様のお話を聞いてあげてください。陛下は一度もきちんと話をしないで王妃様を実家に押し込めてしまわれましたよね。王女様達の寂しさやケンデイラ様のお立場も考えていらっしゃらないと思いますので今は何も言葉を挟まず王妃様のお話を聞いてください」
「なんだって、どういう」と言いかけると
「黙って、さあ王妃様頑張って」
そして王妃様の耳元で、皆には聞こえないように
「最後はくそくらえですよ」
と言った。
「陛下、なぜ陛下は私を信じて下さらないのです。私がケンデイラを次期国王になどと爪の先程も思っていない事なぜわかっていただけないのです。ケンデイラには兄王子を陰から支えられるように頑張るのですと小さな時から言い聞かせてきたのです。それこそ可哀そうなくらい小さな時からです。フレデイを自分の子供として愛してきました。だからジュリエッタという心から愛せる人がフレデイにできたことが心底嬉しかったのです。ジュリエッタが王宮に来てくれた日に前王妃様のお墓にご報告に行きました。それなのに腐ったケーキを持って行けなどと言うはずがありません。15年以上陛下のおそばにいる私と赤の他人の侍女頭の言う事のどちらを信じられるのです。私の15年はいったい何だったのです。陛下なんかくそくらえですわ」
王妃は長いセリフを言いきってハーハーと息切れしている。
陛下もイワンもまだポカーンとして王妃を見つめている。
突然イワンが大声で笑いだした。
「くそくらえですよ。兄上、あははは」
イワンはお腹を抱えて目に涙を溜て笑っている。
国王陛下は王妃を穴が開くほど見つめている。そして
「そうか、くそくらえか?ところでどういう意味なんだイワン」
「マリアに聞いてくださいよ。マリアが教えたに決まってる」
そう言ってまだ笑っている。
「マリアさん教えてもらえるかな?」
「はい陛下、このわからずやが勝手にしやがれくそでもくらえと言うような意味でございますわ」
それを聞いた陛下は、目を白黒させたがそれを言った王妃も顔を真っ赤にしているのを見て
ついに腹を抱えて笑い出した。
「陛下、王妃様のお話を聞いてあげてください。陛下は一度もきちんと話をしないで王妃様を実家に押し込めてしまわれましたよね。王女様達の寂しさやケンデイラ様のお立場も考えていらっしゃらないと思いますので今は何も言葉を挟まず王妃様のお話を聞いてください」
「なんだって、どういう」と言いかけると
「黙って、さあ王妃様頑張って」
そして王妃様の耳元で、皆には聞こえないように
「最後はくそくらえですよ」
と言った。
「陛下、なぜ陛下は私を信じて下さらないのです。私がケンデイラを次期国王になどと爪の先程も思っていない事なぜわかっていただけないのです。ケンデイラには兄王子を陰から支えられるように頑張るのですと小さな時から言い聞かせてきたのです。それこそ可哀そうなくらい小さな時からです。フレデイを自分の子供として愛してきました。だからジュリエッタという心から愛せる人がフレデイにできたことが心底嬉しかったのです。ジュリエッタが王宮に来てくれた日に前王妃様のお墓にご報告に行きました。それなのに腐ったケーキを持って行けなどと言うはずがありません。15年以上陛下のおそばにいる私と赤の他人の侍女頭の言う事のどちらを信じられるのです。私の15年はいったい何だったのです。陛下なんかくそくらえですわ」
王妃は長いセリフを言いきってハーハーと息切れしている。
陛下もイワンもまだポカーンとして王妃を見つめている。
突然イワンが大声で笑いだした。
「くそくらえですよ。兄上、あははは」
イワンはお腹を抱えて目に涙を溜て笑っている。
国王陛下は王妃を穴が開くほど見つめている。そして
「そうか、くそくらえか?ところでどういう意味なんだイワン」
「マリアに聞いてくださいよ。マリアが教えたに決まってる」
そう言ってまだ笑っている。
「マリアさん教えてもらえるかな?」
「はい陛下、このわからずやが勝手にしやがれくそでもくらえと言うような意味でございますわ」
それを聞いた陛下は、目を白黒させたがそれを言った王妃も顔を真っ赤にしているのを見て
ついに腹を抱えて笑い出した。



