俺が国王になったら、貴族制度は廃止にする。
その為に国王になるのもいいかもしれない。横にジュリがいてくれるなら…
国王には夜会やパーテイにもきちんと出席するように言われた。公務だからと…
それ用の服も作るように言われたが、騎士の正装で充分だから要らないと言って断った。
騎士団総長の叔父もそういう時は騎士服か騎士の正装で済ませている。
その上騎士団の副団長という仕事もありなかなかにハードな日々になるのだろう。
それでも水曜日の休みだけは死守している。
デレクにも協力してもらって、書類仕事は夜に回したり前の日になるべく片付けるようにしているのだ。
土日も時間が空くと市場に足を延ばす。
デレクもジュリエッタとエドガー姉弟と顔見知りになり、時々様子を見に行っているようだ。
でも俺の気持ちを知っているのであまり近づきすぎないようにしているのもわかる。
ジュリエッタに一目ぼれして彼女と弟の苦境を知って知らんふりはできなかった。
自分で使えるお金で市場に一等地の利権を買って二人が母親の跡を継いで花屋をやっていけるように手を回した。
あのまま放っておけばジュリエッタは場末の酒場で働いて春を売るしか生きるすべはなかったかもしれない。
そんな事は絶対させられない。
デレクに協力してもらって俺の名前は出ないようにデレクの名前で利権を買ったのだ。
そうして二人は花屋を始めたジュリエッタの作るサシェやアロマにリースもよく売れている。
紹介したレストランやホテルの花の活け込みの仕事もジュリエッタのセンスを気に入ってもらえて喜んでくれている。
亡くなった母親が計画していた薬草の栽培も順調で王宮の薬師も質の良い薬草と珍しい薬草も上手に栽培するジュリエッタを信用してすべてを買い上げているようだ。
そうして二人の花屋は2年目を迎えた。
俺は21歳ジュリエッタは18歳、エドガーは10歳になった。
そんなある日国王に呼ばれた。
俺に婚約の打診が来たそうだ。
なんでも隣国のキメラ王国の第2王女らしい。
齢は15歳だという事だが、俺は秒で断った。
父上は王族としての義務をなんたらかんたらと言っていたが、今キメラ帝国と縁を結ぶ必要があるのかと問うと、
「ないな」と一言。
「何のための婚姻なのですか?」
「お前のこの頃の行動がちょっと気になってな。なんでも花売り娘に入れあげているようだから,釘を刺しておこうと思って」
「はあっ?わかっているのでしたらそんな話もってこないで下さい。僕は政略結婚とかはご免です。好きな人と結婚したい。父上と母上のように…」
「くっ、それを言われると返す言葉もないが平民はないだろう。元老院で総スカンを食らうぞ」
「それなら継承権は放棄します。弟のケンデイラに王になってもらってください。僕は平民になって市井で暮らします。それかどこぞの国に行って士官します」
「恐ろしい事を言うな。お前を敵に回したくはない」
「それなら、いい機会ですから考えてみてください」
「その花売り娘はお前との結婚を承諾しているのか?」
「いいえ、僕が王子だとも思っていません。これから口説きます。父上の話を聞いてちょっと焦ってきました。早く墜とさないとまた変な縁談持ってこられても困りますから」
そう言うとフレデリックは颯爽と国王の執務室を後にした。
後には国王の大きなため息が残された。
その為に国王になるのもいいかもしれない。横にジュリがいてくれるなら…
国王には夜会やパーテイにもきちんと出席するように言われた。公務だからと…
それ用の服も作るように言われたが、騎士の正装で充分だから要らないと言って断った。
騎士団総長の叔父もそういう時は騎士服か騎士の正装で済ませている。
その上騎士団の副団長という仕事もありなかなかにハードな日々になるのだろう。
それでも水曜日の休みだけは死守している。
デレクにも協力してもらって、書類仕事は夜に回したり前の日になるべく片付けるようにしているのだ。
土日も時間が空くと市場に足を延ばす。
デレクもジュリエッタとエドガー姉弟と顔見知りになり、時々様子を見に行っているようだ。
でも俺の気持ちを知っているのであまり近づきすぎないようにしているのもわかる。
ジュリエッタに一目ぼれして彼女と弟の苦境を知って知らんふりはできなかった。
自分で使えるお金で市場に一等地の利権を買って二人が母親の跡を継いで花屋をやっていけるように手を回した。
あのまま放っておけばジュリエッタは場末の酒場で働いて春を売るしか生きるすべはなかったかもしれない。
そんな事は絶対させられない。
デレクに協力してもらって俺の名前は出ないようにデレクの名前で利権を買ったのだ。
そうして二人は花屋を始めたジュリエッタの作るサシェやアロマにリースもよく売れている。
紹介したレストランやホテルの花の活け込みの仕事もジュリエッタのセンスを気に入ってもらえて喜んでくれている。
亡くなった母親が計画していた薬草の栽培も順調で王宮の薬師も質の良い薬草と珍しい薬草も上手に栽培するジュリエッタを信用してすべてを買い上げているようだ。
そうして二人の花屋は2年目を迎えた。
俺は21歳ジュリエッタは18歳、エドガーは10歳になった。
そんなある日国王に呼ばれた。
俺に婚約の打診が来たそうだ。
なんでも隣国のキメラ王国の第2王女らしい。
齢は15歳だという事だが、俺は秒で断った。
父上は王族としての義務をなんたらかんたらと言っていたが、今キメラ帝国と縁を結ぶ必要があるのかと問うと、
「ないな」と一言。
「何のための婚姻なのですか?」
「お前のこの頃の行動がちょっと気になってな。なんでも花売り娘に入れあげているようだから,釘を刺しておこうと思って」
「はあっ?わかっているのでしたらそんな話もってこないで下さい。僕は政略結婚とかはご免です。好きな人と結婚したい。父上と母上のように…」
「くっ、それを言われると返す言葉もないが平民はないだろう。元老院で総スカンを食らうぞ」
「それなら継承権は放棄します。弟のケンデイラに王になってもらってください。僕は平民になって市井で暮らします。それかどこぞの国に行って士官します」
「恐ろしい事を言うな。お前を敵に回したくはない」
「それなら、いい機会ですから考えてみてください」
「その花売り娘はお前との結婚を承諾しているのか?」
「いいえ、僕が王子だとも思っていません。これから口説きます。父上の話を聞いてちょっと焦ってきました。早く墜とさないとまた変な縁談持ってこられても困りますから」
そう言うとフレデリックは颯爽と国王の執務室を後にした。
後には国王の大きなため息が残された。



