そう言って家に上がるとリビングのソファーに男の人が座っていた。
「やあ、ジュリ。久しぶりだね。こんな状況でも元気いっぱいだね。さすがジュリだ」
「ええ~っ、フレデイ、どうしたんですか?よくここが分かりましたね」
「君たちが屋台を出していないから心配していたんだ。そしたら火事の事を聞いてこの家を探すのに手間取ってしまって今日までかかった」
「そうなんですか、気にかけて頂いてありがとうございます」
「市場に利権は引き継がせてもらえなかったんだね」
「そうなんです。成人していないと言う理由でした」
「じゃあ、一つ僕から提案があるんだけど…」
「えっ?」
「僕がその利権を買うよ。そしてジュリが市場で花屋をやっていけばいい。実はもう動き始めてるんだ」
フレデリックは火事の件を調べた時にジュリエッタは成人に達していないから利権を引き継げない事が分かっていたのだ。
だからその利権は自分が買う事にして、市場の入り口で道に面した一番いい場所を確保しておいたのだ。
市場は火事の後、取り壊して新しく建て替えされることになったのだ。
今迄の市場はかなり年数がたっていて古いものだった。
そして市場は国が管理している物で王家の所有だったのだ。
3カ月後に再オープンする市場はとてもおしゃれな物になる予定で、当然利権も今の物に半分程上乗せしなくてはならない。
それでもそれは今利権を持っている人に関してで、新しく利権を買うなら今の2倍以上になるそうだ。
場所によっても勿論違う。
フレデリックが希望した道に面した一等地はかなりの価格だった。
それでもデレクの名前でその利権を買っていた。
「でも新しい市場の利権はかなり高くなると聞いています。それを払うお金はありません」
「わかっているよ。返金される利権のお金で店の準備をするんだ。備品や色々いるだろう?お店にあった物はすべて焼けてしまったと聞いている。準備するだけでもお金がいる」
「でもそこまでしてもらう訳にはいきません。赤の他人の私達にそこまでしてもらうなんて…」
「君たちには親戚とかお母さんの実家とかの援助は見込めるの?」
フレデリックは2人の両親が隣国オキシアン共和国の出身だともわかっていた。
「いいえ、両親は隣国の出身で駆け落ちしてきたみたいで両親の実家もどこなのかもわからないので、もちろんこの国には親戚もいません」
「それなら僕を頼って、僕は君達が大好きだ。ジュリの作る花も大好きだ。二人が生きていくのに困っているのを見過ごしになんてできないよ。それに幸運にも僕には自由になるお金があるんだから遠慮しないで」
「ジュリ姉ちゃんフレデイさんに今は助けてもらおうよ。お店で儲けることができるようになったら少しづつ返していけばいいし、僕が大人になってお給料もらえるようになったら全部返済に充てれる」
「エドガーはしっかりしてるな、8歳で返済なんて言葉をつかえるなんてびっくりするよ」
「これでも商売人の子供ですから、エヘン」
そう言って胸を張るエドガーに、ジュリエッタもフレデリックも噴出して大笑いした。
フレデリックはジュリエッタとエドガーといると、いつもこうして笑っていられるのが幸せだった。
「やあ、ジュリ。久しぶりだね。こんな状況でも元気いっぱいだね。さすがジュリだ」
「ええ~っ、フレデイ、どうしたんですか?よくここが分かりましたね」
「君たちが屋台を出していないから心配していたんだ。そしたら火事の事を聞いてこの家を探すのに手間取ってしまって今日までかかった」
「そうなんですか、気にかけて頂いてありがとうございます」
「市場に利権は引き継がせてもらえなかったんだね」
「そうなんです。成人していないと言う理由でした」
「じゃあ、一つ僕から提案があるんだけど…」
「えっ?」
「僕がその利権を買うよ。そしてジュリが市場で花屋をやっていけばいい。実はもう動き始めてるんだ」
フレデリックは火事の件を調べた時にジュリエッタは成人に達していないから利権を引き継げない事が分かっていたのだ。
だからその利権は自分が買う事にして、市場の入り口で道に面した一番いい場所を確保しておいたのだ。
市場は火事の後、取り壊して新しく建て替えされることになったのだ。
今迄の市場はかなり年数がたっていて古いものだった。
そして市場は国が管理している物で王家の所有だったのだ。
3カ月後に再オープンする市場はとてもおしゃれな物になる予定で、当然利権も今の物に半分程上乗せしなくてはならない。
それでもそれは今利権を持っている人に関してで、新しく利権を買うなら今の2倍以上になるそうだ。
場所によっても勿論違う。
フレデリックが希望した道に面した一等地はかなりの価格だった。
それでもデレクの名前でその利権を買っていた。
「でも新しい市場の利権はかなり高くなると聞いています。それを払うお金はありません」
「わかっているよ。返金される利権のお金で店の準備をするんだ。備品や色々いるだろう?お店にあった物はすべて焼けてしまったと聞いている。準備するだけでもお金がいる」
「でもそこまでしてもらう訳にはいきません。赤の他人の私達にそこまでしてもらうなんて…」
「君たちには親戚とかお母さんの実家とかの援助は見込めるの?」
フレデリックは2人の両親が隣国オキシアン共和国の出身だともわかっていた。
「いいえ、両親は隣国の出身で駆け落ちしてきたみたいで両親の実家もどこなのかもわからないので、もちろんこの国には親戚もいません」
「それなら僕を頼って、僕は君達が大好きだ。ジュリの作る花も大好きだ。二人が生きていくのに困っているのを見過ごしになんてできないよ。それに幸運にも僕には自由になるお金があるんだから遠慮しないで」
「ジュリ姉ちゃんフレデイさんに今は助けてもらおうよ。お店で儲けることができるようになったら少しづつ返していけばいいし、僕が大人になってお給料もらえるようになったら全部返済に充てれる」
「エドガーはしっかりしてるな、8歳で返済なんて言葉をつかえるなんてびっくりするよ」
「これでも商売人の子供ですから、エヘン」
そう言って胸を張るエドガーに、ジュリエッタもフレデリックも噴出して大笑いした。
フレデリックはジュリエッタとエドガーといると、いつもこうして笑っていられるのが幸せだった。



