ある日、最恐組長様に買われました。

ねぇ、お母さん、知ってる??


私が一昨日渡したそのお金は、1ヶ月、学校の後に沢山、沢山、働いて、働いて、やっと得ることが出来た物なんだよ?


それをもう私は2年半近く続けてるんだよ。


どんなに働いても、働いても、一銭も残らず消えていくお金を私がどんな思いで見てるか分かってるの?



と、溜まりに溜まった思いが今日も私の心の中で蓄積されていく。



…そう、うちは世にも珍しいほどの貧乏一家なのだ。

両親はニート。お酒依存症。借金癖。


毎日毎日、怖いヤクザの人たちが借金取りに来るようなとんでもない一家。



借金の額は一生働いても返せないような額。


だけど、いつか返せることを夢見て毎日頑張って生きているし、これからだって絶対にこの苦境から抜け出してみせる。