雨の日に傘をくれたのは、誰もが恐れる最強の鬼でした。

翌朝、障子から優しい朝の光が差し込む頃。
私の首筋や肩口には、流星くんが夜通し激しく愛した証(真っ赤なキスマークの鎖)がびっしりと刻まれていた。
「ふわぁ……。パパ、ママ、おはようだじょ」
パチッと目を覚ました楓くんと椿くんが、お布団から起き上がって私たちを見て、フッと大人びた笑みを浮かべた。
「楓たち、昨日の夜、ずーっとおめめ瞑ってたじょ! えらかった?」
「椿も……、パパのすごい音、聞こえないふりしてた……」
「っ……!! お前ら、やっぱり起きてやがったな! 起きてるなら言え!!」
絶対王の流星パパが、3歳児相手に耳まで真っ赤にして大慌てで布団を被る(笑)。
「パパずるーい! 桜もママとパパとぎゅーする!」
「ウキャキャッ♪」
桜ちゃんと柚ちゃんもベッド(お布団)にダイブしてきて、お部屋は一瞬で幸せな笑顔でいっぱいになった。
京都の歴史ある街並みの中で、4人の最強の騎士たちのサポートと、空気を読む天才な4人の子供たち、そして世界一過保護で激しい旦那様の愛に包まれて――。
私たちの「ひだまりのロイヤルファミリー」の甘すぎる物語は、これからも永遠に、どこまでもエスカレートしながら続いていくのだった――!