雨の日に傘をくれたのは、誰もが恐れる最強の鬼でした。

――そしてついに、決戦の夜が訪れた。
流星くんが律先輩たちと共に一族の経済拠点を叩きに向かった隙を突き、アジトに総長老直属の暗殺部隊「白夜の牙」が静かに忍び寄ってきたの。
その数、およそ50人。全員が漆黒の刃を持つ、裏社会最強の殺人兵器。
「お父様(総長老)の命令だ。血の汚れた一般人の女と、ガキどもを間引きする」
寝室の窓を破り、白い仮面をつけた暗殺者たちが一斉に飛び込んできた。
「キャあぁぁぁっ!!」
私が4人の子供たち(楓、椿、桜、そして生後数ヶ月の柚ちゃん)を抱きかかえて震えた、その瞬間――。
「……ママー! 悪いやつ、楓がぶっ潰してあげる!!」
3歳になったばかりの長男・楓くんが、パパそっくりの凄まじい「鬼の殺気」を放ちながら、小さな拳を強く握りしめて前に出た。
「椿も……。ママと柚ちゃんに触るやつ、全員お花畑に送ってあげる……」
次男の椿くんが、天才肌の冷徹な目を光らせ、アジトの防衛システム(律先輩直伝の爆破トラップ)のスイッチを迷いなくポチッと押した。
ドガァァァァァン!!!!!
「ぎゃあああぁぁぁっ!?」
トラップが一斉に炸裂し、暗殺者たちの半分が吹き飛ぶ。
3歳にして最強の遺伝子を継ぐ双子のイケメン騎士団の覚醒に、暗殺者たちが「な、なんだこのガキどもは……っ!?」と戦慄する。
「パパぁ! 早く来てー! 悪いネズミがいっぱいだじょ!」
桜ちゃんが泣きながら叫んだ、まさにその時。
バチバチバチィッ!!!!!
と寝室の壁ごと、アジトの構造が物理的に崩壊した。
「……誰が、俺の家族の領域(テリトリー)に土足で上がっていいっつったよ、死に損ないのジジイの犬どもがァァァ!!!!!」
そこに入ってきたのは、一族の拠点を壊滅させ、全身に凄まじい「本物の覇王のオーラ」を纏って戻ってきた、怒り狂う流星パパだった!
「流星……っ!?」
暗殺者たちが恐怖で身をすくめる中、流星くんの容赦ない拳と蹴りが一瞬で部屋中を支配した。
ドゴッ! バキィッ! がはっ……!!
目にも留まらぬ速さで、最強の暗殺部隊が文字通り「ただの肉塊」へと変えられていく。
その背後からは、碧先輩、蓮くん、律先輩の三人が、優雅に、だけど極寒の笑みを浮かべて現れた。
「やれやれ、アジトを汚されましたね。総長老、あなた方の隠し資産のすべて、および一族の全暗殺ルートは、たった今僕が世界中にリークし、完全に『社会的に抹殺』しましたよ」
律先輩が冷酷にメガネを押し上げ、タブレットを操作する。
「あはは! 掟だか何だか知らないけど、俺たちの可愛い楓たちを脅した罪、一族全員の命で払ってもらうからねー!」
蓮くんが狂気全開で残りの暗殺者たちを木っ端微塵に叩き潰す。
「因習と共に眠れ、老害ども」
碧先輩の神速の一閃が、暗殺部隊の隊長を瞬時に無力化し、勝負は完全に決した。
流星くんは返り血を拭うのももどかしく、ベッドの上の私と子供たちを、折れそうなほど強く、激しく抱きしめた。
「美李愛……! 楓、椿、桜、柚……っ! 無事だったか……っ! 怖かったよな、悪かった……っ!!」
大粒の涙を流す流星くんに、私は彼の首に腕を回して優しく微笑んだ。
「うううん、流星くん。私、信じてたよ。……私たちは、世界一最強の家族だもん」
この夜、何百年と続いた一族の「腐った掟」は、流星くんと四人の騎士たち、そして小さな騎士団の手によって完全に崩壊し、私たちは名実ともに、裏社会の頂点へと君臨する「絶対的なロイヤルファミリー」となったのだった。


一族の脅威を完全に根絶やしにし、本当の自由を手に入れた私たち。
その日の深夜、子供たちが全員すやすやと眠りについた後、流星くんは私をベッドに囲い込み、2そして「新しき絶対王」としての狂おしい独占欲を爆発させた。
「美李愛……。もう誰も、お前と俺を引き離す奴はいねぇ。お前は完全に、一生俺のものだ……っ!」
服を引きちぎるように脱ぎ捨てた流星くんの熱い鼓動が私に重なり、シーツが今まで以上に激しく擦れ合う。
因習を打ち破った興奮と、私への深すぎる愛が混ざり合い、流星くんのピストンは日に日に増していったレベルをさらに超え、一晩中、激しく、深く、私の最奥へと何度も何度も自身を突き込んできた。
「あ、あ……っ、流星、くん……、すごい、もう頭、おかしくなっちゃう……っ!」
「おかしくなれよ……!  俺の愛だけで、頭の中をいっぱいにして、毎日俺に溺れてろ……っ!」
繋がったまま、何度も激しい口づけを交わし、私たちは心も身体も完全に一つに溶け合い、どこまでも甘く、どこまでも激しい「愛の巣」へと溺れていくのだった。

そして翌朝――。
「パパ、ママ、また朝からハレンチだじょ!」
「椿も……ママのあったかいお胸、ぎゅってする……」
「柚ちゃんも起きたよ〜!」(蓮くんの声)
4人の最強の騎士たちと、4人の宝物たちに囲まれて、私たちの「世界一甘くて過激なひだまりの日常」は、これからも永遠に、どこまでも続いていくのだった――!