盛大な結婚式と披露宴が終わり、深夜。
私たちは、律先輩が手配してくれた、ホテルの最上階にある最高級のプレジデンシャル・スイートに戻ってきた。
静まり返った部屋。窓の外には、きらめく100万ドルの夜景が広がっている。
ウエディングドレスから、用意されていたシルクの白いネグリジェに着替えた私は、急に現実味を帯びてきた「初夜」という響きに、心臓がバクバクと破裂しそうだった。
「……美李愛」
後ろから、低い、だけどひどく掠れた声がして振り返る。
タキシードを脱ぎ捨て、シャツのボタンをいくつか開けた流星くんが、まっすぐに私を見つめていた。
その瞳は、昼間の優しい新郎のものではなく、一人の男としての、激しい衝動と欲望を孕んだ「鬼の目」だった。
「流星、くん……っ」
「……もう、我慢しなくていいんだよな。お前は、本当に俺の妻になったんだよな」
流星くんの大きな手が私の細い腰をガシッと掴み、そのままフカフカの大きなベッドへと押し倒した。
シルクのシーツの上に、私の白い髪(ドレス用にアレンジした髪)とネグリジェが広がる。
上から覆い被さる流星くんの体温が、驚くほど熱い。
「流星くん、私……少し、緊張して……」
「怖がらせない。でも……優しくできる自信もねぇ。お前が可愛すぎて、ずっと頭がおかしくなりそうだったんだ」
流星くんの熱い指先が、私の頬を包み込み、優しく、だけど深く、奪うようなキスを仕掛けてくる。
何度も、何度も、呼吸が吸い上げられ、頭が真っ白になっていく。
「あ、ん……っ、流星、くん……」
「美李愛、俺の子を産んでくれ。お前と俺の、愛の証を、この手で抱きたい」
シャツを脱ぎ捨てた流星くんの逞しい胸板が、私の胸元にぴったりと重なる。
彼の手がネグリジェの肩紐をそっと滑り落とし、私の素肌に触れた瞬間、ビクッと身体が跳ねた。だけど、冷たさは微塵もない。流星くんの大きな手から伝わるのは、命がけで私を愛するという、熱くて甘い、どこまでも深い情熱だった。
「はい……っ、私、流星くんの赤ちゃんが、欲しいです……っ」
私のその言葉が引き金となり、流星くんの理性が完全に吹き飛んだ。
シーツが激しく擦れる音。
お互いの熱い吐息が混ざり合い、夜景の光の中で、私たちは初めて、心も身体も、すべてを一つに重ね合わせた。
かつて日陰にいた私に、流星くんという最高の「ひだまり」が落ちて、そして今、私たちはふたりで、新しい命を紡ぐための、世界一甘くて情熱的な夜を溺れていくのだった――。
私たちは、律先輩が手配してくれた、ホテルの最上階にある最高級のプレジデンシャル・スイートに戻ってきた。
静まり返った部屋。窓の外には、きらめく100万ドルの夜景が広がっている。
ウエディングドレスから、用意されていたシルクの白いネグリジェに着替えた私は、急に現実味を帯びてきた「初夜」という響きに、心臓がバクバクと破裂しそうだった。
「……美李愛」
後ろから、低い、だけどひどく掠れた声がして振り返る。
タキシードを脱ぎ捨て、シャツのボタンをいくつか開けた流星くんが、まっすぐに私を見つめていた。
その瞳は、昼間の優しい新郎のものではなく、一人の男としての、激しい衝動と欲望を孕んだ「鬼の目」だった。
「流星、くん……っ」
「……もう、我慢しなくていいんだよな。お前は、本当に俺の妻になったんだよな」
流星くんの大きな手が私の細い腰をガシッと掴み、そのままフカフカの大きなベッドへと押し倒した。
シルクのシーツの上に、私の白い髪(ドレス用にアレンジした髪)とネグリジェが広がる。
上から覆い被さる流星くんの体温が、驚くほど熱い。
「流星くん、私……少し、緊張して……」
「怖がらせない。でも……優しくできる自信もねぇ。お前が可愛すぎて、ずっと頭がおかしくなりそうだったんだ」
流星くんの熱い指先が、私の頬を包み込み、優しく、だけど深く、奪うようなキスを仕掛けてくる。
何度も、何度も、呼吸が吸い上げられ、頭が真っ白になっていく。
「あ、ん……っ、流星、くん……」
「美李愛、俺の子を産んでくれ。お前と俺の、愛の証を、この手で抱きたい」
シャツを脱ぎ捨てた流星くんの逞しい胸板が、私の胸元にぴったりと重なる。
彼の手がネグリジェの肩紐をそっと滑り落とし、私の素肌に触れた瞬間、ビクッと身体が跳ねた。だけど、冷たさは微塵もない。流星くんの大きな手から伝わるのは、命がけで私を愛するという、熱くて甘い、どこまでも深い情熱だった。
「はい……っ、私、流星くんの赤ちゃんが、欲しいです……っ」
私のその言葉が引き金となり、流星くんの理性が完全に吹き飛んだ。
シーツが激しく擦れる音。
お互いの熱い吐息が混ざり合い、夜景の光の中で、私たちは初めて、心も身体も、すべてを一つに重ね合わせた。
かつて日陰にいた私に、流星くんという最高の「ひだまり」が落ちて、そして今、私たちはふたりで、新しい命を紡ぐための、世界一甘くて情熱的な夜を溺れていくのだった――。



