雨の日の告白から数日。
私と流星先輩(あ、一応流星は先輩なんだよね。設定では。)が正式に付き合ったことで、学校中はその話題でもちきりだった。
誰もが恐れる「最強の鬼」が、前髪を切って世界一の美少女として覚醒した私を片時も離さないのだから。
だけど、おもしろくないのは流星先輩だ。なぜなら、私と同じ高校2年生のクラスには、チームの特攻隊長・蓮くんがいるから。
「美李愛ちゃん、次の移動教室一緒に行こ! ほら、教科書持ってあげる」
「あ、ありがとう蓮くん」
同じ学年だからこそ距離が近い蓮くんに、お昼休み、3年生の教室から下りてきた流星先輩の目が据わっていた。
「おい蓮、お前美李愛に近づきすぎだ。ぶっ殺されたいのか」
「えー、流星先輩ケチ! 同級生の特権ですよー」
蓮くんが笑って私を煽るたび、流星先輩は私の腰をグイッと引き寄せて、周囲に見せつけるように深く抱きしめる。
「美李愛は俺の女だ。誰にも触らせねぇ」
学校中が公認のカップルになってもなお、独占欲を爆発させる18歳の流星先輩に、私は毎日甘く、愛されすぎて溶けてしまいそうだった。
私と流星先輩(あ、一応流星は先輩なんだよね。設定では。)が正式に付き合ったことで、学校中はその話題でもちきりだった。
誰もが恐れる「最強の鬼」が、前髪を切って世界一の美少女として覚醒した私を片時も離さないのだから。
だけど、おもしろくないのは流星先輩だ。なぜなら、私と同じ高校2年生のクラスには、チームの特攻隊長・蓮くんがいるから。
「美李愛ちゃん、次の移動教室一緒に行こ! ほら、教科書持ってあげる」
「あ、ありがとう蓮くん」
同じ学年だからこそ距離が近い蓮くんに、お昼休み、3年生の教室から下りてきた流星先輩の目が据わっていた。
「おい蓮、お前美李愛に近づきすぎだ。ぶっ殺されたいのか」
「えー、流星先輩ケチ! 同級生の特権ですよー」
蓮くんが笑って私を煽るたび、流星先輩は私の腰をグイッと引き寄せて、周囲に見せつけるように深く抱きしめる。
「美李愛は俺の女だ。誰にも触らせねぇ」
学校中が公認のカップルになってもなお、独占欲を爆発させる18歳の流星先輩に、私は毎日甘く、愛されすぎて溶けてしまいそうだった。



