追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く

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その日の夜。

私は本を閉じた。

「ねぇレオン」

「なんだ」

「王国最強の騎士.....って知ってる?」

その瞬間、空気が変わった。

レオンの手が止まる。

炎がぱち、と鳴る。

「……誰から聞いた」

「風の噂よ」

私は立ち上がる。

「灰色の髪に青い目。

左手でも戦えるくらいの異常な戦闘技術。

偶然の一致かしら?」

レオンは黙る。

私は近づく。