このクズを誰にも渡したくない

葵結に言われ照れくさそうにしてる望夢。

・・・・・・私の嫌いな人は2人。

目の前の二人だ。

「え〜マジでおめでと!二人応援してた人いっぱいいたよ〜!皆付き合ってほしいけど自分たちが言うのもなぁって」

ごめんね嘘だよ〜。

私は今までした会話を思い出す。

『なぁ唯月が札付好きって・・・・・・頭おかしくなったんじゃねぇの?』

『そうそう、ホント怖いよ〜・・・・・・だって禍根は人のこと平気で殴るくせに先生来たら何にもしなくなるじゃん』

『ぶりっ子嫌いってどの口で言ってるんだろって思う〜』

『人間的に終わってる二人がつるむおかげでクラスの負担が小さいことが不幸中の幸い?』

『札付も札付で良い子ぶるくせに禍根になにかあったら滅茶苦茶キレるよな〜自分のことじゃないし関係ないのに首突っ込んでくるなって話だよ』

『『『『『『『それはそう』』』』』』』

放課後、クラスの10人程と勉強会をした時の話。

渚も奏斗も、しかも染樹と理ですらその話に深く同意していた。

普段なら流石に言いすぎじゃない?とか陰口言われたら言うけど今回ばかりは何も言わなかった。

むしろ発言されれば頷く。

どうしてもあの2人が雪吹以上に嫌いだから。

「飛彩〜」