星那はゆっくり綺羅の肩へ頭を預けた。

綺羅も自然に星那の頭へ手を添える。

優しく髪を撫でると、星那は気持ちよさそうに目を閉じた。


星那「……安心する。」


綺羅は優しく微笑む。


綺羅「今日も眠れそう?」


星那は小さく頷く。


星那「綺羅の隣なら。」


その答えに、綺羅はくすっと笑った。


綺羅「じゃあこれからもいっぱい貸してあげる。」


星那は少しだけ身体を寄せる。


星那「約束。」


綺羅「うん。約束。」


二人は静かに寄り添ったまま、夕焼けが夜へ変わっていく空を見上げる。

復讐だけを見つめていた日々には、もう戻らない。

これからは、大切な人と歩いていく未来がある。

そう思うだけで、綺羅の心は穏やかな幸せで満たされていた。