夕日に照らされながら、六人はゆっくり校舎へ向かって歩き始めた。
綺羅と星那は自然と一番後ろを歩く。
繋いだ手は、まだ少しだけ照れくさい。
真尋はちらりと後ろを振り返ると、にやりと笑った。
真尋「星那。」
星那「?」
真尋「手、いつまで繋いでんだ?」
星那は繋いだ手を見下ろしたあと、不思議そうに首を傾げた。
星那「……恋人だから。」
真尋「ははっ!」
那瑠「無敵かよ。」
綾人「真っ直ぐすぎるだろ。」
綺羅は恥ずかしさで真っ赤になる。
綺羅「星那!」
星那「?」
綺羅「もうちょっと恥ずかしがって!」
星那は少し考えて、小さく答えた。
星那「……嬉しい方が大きい。」
その一言に、綺羅は何も言い返せなくなってしまった。
真尋達は顔を見合わせ、大きく笑った。



