綺羅は恥ずかしさを誤魔化すようにフェンスへ寄り掛かる。


綺羅「もう……付き合った途端それ?」


星那も隣へ並ぶ。


星那「駄目?」


綺羅「駄目じゃないけど……慣れてないから。」


星那は少し考え込む。

そして綺羅を見つめた。


星那「じゃあ、少しずつ。」


綺羅「え?」


星那「慣れて。」


綺羅は思わず笑う。


綺羅「うん!一緒に慣れていこう。」


その返事を聞いた星那は安心したように頷いた。

すると、無意識に綺羅の袖をちょこんと掴む。

綺羅はその手を見る。

そして優しく笑った。


綺羅「もう甘えてる。」


星那は少し照れながら答える。


星那「……恋人だから。」


その一言に綺羅はまた顔を赤くした。


綺羅「その言葉、破壊力あるんだけど。」