星那はゆっくりと空を見上げる。
夕日が瞳に映り込む。
星那「綺羅を見つけた時あの倉庫で安心して気付いたら倒れてた。」
綺羅は思わず笑ってしまう。
綺羅「びっくりしたよ。あんな倒れ方する人、初めて見たもん。」
星那も少しだけ笑う。
星那「……恥ずかしかった。」
二人は顔を見合わせて笑った。
その笑顔が少し落ち着いた頃。
星那の表情がゆっくり真剣になる。
星那「あの日、綺羅が倒れた時何も考えられなかった。怖かった。苦しかった。息ができなかった。」
星那は自分の胸へ手を当てる。
星那「またら安心できる場所がなくなるって思った。」
綺羅は胸が締め付けられ、そっと星那の手へ自分の手を重ねた。
何も言わない。
ただ、そばにいることだけを伝えるように。



