綺羅の拳が皇蓮司の頬を掠める。

皇蓮司は一歩下がり、その一撃を紙一重でかわした。


皇蓮司「随分腕を上げたな。」


綺羅「黙れっ!」


綺羅は間髪入れずに蹴りを放つ。

皇蓮司は腕で受け止め、その衝撃で数歩後ろへ下がる。

その様子を見た黒焔の下っ端達がざわついた。


黒焔の下っ端「総長が押されてる……!」


黒焔の下っ端「なんだあの女……!」


一方その頃、真尋達も幹部との激しい戦いを繰り広げていた。


真尋「綺羅の邪魔はさせねぇ!」


那瑠「来いよ!」


綾人「全員まとめて相手してやる!」


紫月は飛び掛かってきた男を投げ飛ばす。


紫月「星那。」


星那「……。」


紫月「綺羅を見てろ。」


星那は小さく頷き、視線を綺羅から一度も逸らさなかった。