翔「煌月の幹部」
翔が少し得意気に言ってくるけど私は小さく頷いただけだった。
綺羅「ふーん」
翔「ふーんってお前」
翔が固まる。
何か変な事を言っただろうか。
翔「いやいや、煌月だぞ?」
綺羅「だから?」
そう返すと翔はさらに固まった。周りの男子達まで驚いた顔をして固まっている。
なんなんだろう?そんなに有名なのか?まぁ有名なんだろうけど正直どうでもよかった。
暴走族なんてもう関わりたくないし興味なければ知りたいとも思わない。どうせ私より弱い。
翔「綺羅って変わってるな……」
翔が呆れたように言う。
そんな事を言われても困るんだけどな。
むしろ私からしたら、暴走族の話でそんなに盛り上がれる方が不思議だった。
私はもう一度隣を見る。
相変わらず気持ちよさそうに寝ている。
幹部らしいけどそんな事よりこの人いつ起きるんだろう?
そっちの方が気になった。



