儚い君と恋をする。


「はぁ…バレてたのかよ……ちなみにどーしてかは、しらねぇー。病院で目が覚めた時、気がついたらつけてた」


私の胸はドキリと音を立てる。


「なんで……今もつけてくれてるの?」


叶斗くんは少しだけ苦しそうな表情を浮かべた。


「外そうとすると、体が拒絶反応起こすから外せねぇーだけ。

事故の後遺症なのかしらねぇけど、外そうとすると頭が痛くなるっつーか……なんか、胸の奥がすげぇモヤモヤするっつーか……。

だから外したくても外せねぇの。俺の趣味じゃねぇ」



その言葉を聞いた瞬間、私の視界が一気に涙で歪んだ。

やっぱり魂は…覚えてくれてるのかな…?