儚い君と恋をする。


叶斗くんと夕日を見つめてると、夕日の思い出が多くていろんなことを思い出す。

仲直りのお花をくれた時も夕日が綺麗だった。いじめられた私を助けてくれて初めて触れた日も夕日だったなぁ…。


私は隣の叶斗くんを見つめて声をかけた。


「夕日が綺麗だね」

「そーか?」


叶斗くんは興味なさそうに、前を見つめたまま気怠げに答える。
そんな彼に私はどうしても、聞きたいことがあった。


「あのさ……聞きたかったんだけど」

「あ?」

「私がこの間聞いたブレスレットつけてるよね?それ……どーしたの?」