儚い君と恋をする。


相変わらず冷たい事を言う叶斗くんに、私も少しだけむっとして意地悪に言ってみた。


「えーっ?一ヶ月は友達だよね?昨日約束したのに、叶斗くんは約束を破るタイプなんだねぇ?」

「……はぁ?」


案の定、叶斗くんは私を睨みつけながら言い返してきた。


「破ってねぇだろ!ちゃんとここにいるだろーが!」

「ふふっ、そうだね、なんか懐かしいな」

「…なんなんだよ、まぢでうぜー…生意気…」


友達になった頃は、私たちはよく言い合いしてたなーって思うと懐かしくなる。


文句を言いながらも、私の歩幅に合わせて少しゆっくり歩いてくれている。

言葉は冷たくても優しさは、あの頃のれいくんと何も変わっていない。


そうして二人で歩いて、近くの公園に着くとベンチに腰を下ろした。