儚い君と恋をする。


そして……

今日から私たちは、一ヶ月という期限付きの友達期間がスタートする。


私は昨日と同じように学校が終わると急いで叶斗くんの学校に向かった。

校門の前で、今日も私は胸をドキドキさせながら彼を待つ。


…ちゃんと来てくれるかな……?


校舎の方を見つめていると、今日もだるそうに歩く叶斗くんを見つけた。


そして、あることに気づく。

今日は友達と一緒じゃなくて、一人で出てきてくれた……。


私のためかは分からないけど、約束を守ってくれたと思うと嬉しくて私は笑顔で叶斗くんにブンブンと思いっきり手を振った。


「叶斗くんっ!」

私の声に気づいた叶斗くんは、だるそうに近寄ってくる。

「……ん」