儚い君と恋をする。


放課後になって、今日も一人でトボトボと歩く私。

結局あれから本当にれいくんは戻ってこなかった…。


またれいくんに酷いことを言ってしまったことに後悔が押し寄せて、自分に嫌気がさしていた。


せっかく仲良くなってきたのに…れいくんもいなくなったら本当にまた一人ぼっちに戻ってしまうと思うと、胸が締め付けられると同時にため息がとまらなかった。


私は気がつけばいつものお気に入りの場所であり、れいくんと初めて出会ったあの河原に来ていた。


夕暮れの心地のいい風が吹く河原に一人ぽつんと座り込む。


流れる川を見ているとずっと我慢していた涙が今更になってポロポロとこぼれ落ちる。