私の部屋に来ても、和泉くんは玄関で立ったままだった。
「お願い、話そうよ」
と、中から声をかけると、和泉くんは沈んだ声で「お邪魔します」と言い、脱いだ靴をきちんと揃えた。
「なんで怒ってるの?」
「怒ってないよ。瑠衣さんの勘違いだよ」
「嘘言わないで。わかるよ、和泉くんの顔に書いてあるもん」
「じゃあ、言うけど」
と、和泉くんは俯いた。
「瑠衣さんは、誰の首元でもいいの?」
「えっ?」
フリーズ状態になった。
えっ?
待って、待って。
……やっぱりバレてるじゃん!!!
「な、何のこと?」
と、上擦った声でとぼけてみる。
「ずっと瑠衣さんのことを見ているんだから、わかるよ。好きなんでしょう? 首元」
「……っ」
顔から火が出るかと思った。
(そんなにはっきり言葉にしないで……!)
心なしか涙目になってくる。
「でも、誰でもいいわけじゃない」
と、かろうじて声に出して伝える。
「お願い、話そうよ」
と、中から声をかけると、和泉くんは沈んだ声で「お邪魔します」と言い、脱いだ靴をきちんと揃えた。
「なんで怒ってるの?」
「怒ってないよ。瑠衣さんの勘違いだよ」
「嘘言わないで。わかるよ、和泉くんの顔に書いてあるもん」
「じゃあ、言うけど」
と、和泉くんは俯いた。
「瑠衣さんは、誰の首元でもいいの?」
「えっ?」
フリーズ状態になった。
えっ?
待って、待って。
……やっぱりバレてるじゃん!!!
「な、何のこと?」
と、上擦った声でとぼけてみる。
「ずっと瑠衣さんのことを見ているんだから、わかるよ。好きなんでしょう? 首元」
「……っ」
顔から火が出るかと思った。
(そんなにはっきり言葉にしないで……!)
心なしか涙目になってくる。
「でも、誰でもいいわけじゃない」
と、かろうじて声に出して伝える。



