深夜、スマホに知らない番号から電話がかかってきた。

出ると、無言のあとに自分の声が聞こえた。

「今すぐ逃げて」

意味が分からず笑った瞬間、背後のクローゼットから同じ声がした。

「遅かったね」

振り返ると、電話を握った自分が立っていた。