私だけが知っている、君の秘密


その時玲夜がふとこちらを見てきて目が合ってしまい玲夜が足を止める。

玲夜「ん?」

そしてにやっと笑った。

なんだか凄い嫌な予感がする。

「転校生じゃね?」

その一言で生徒会四人の視線が一斉にこちらへ向く。

私は驚きのあまりカチカチにかたまった。

美月は大興奮している。

美月「やばい!全員見てる!」

でも、私の視線はその中の一人に向いていた。

白石珀翔。

彼だけはすぐに私から視線ふいっと逸らした。

翌日の昼休み私は美月と廊下を歩いていた。

すると前から女の子達の騒がしい声が聞こえてくる。

「玲夜くーん!」

「今日もかっこいいー!」

女子達の黄色い歓声。

その中心にいたのは一ノ瀬玲夜だった。

玲夜「ありがと」

玲夜は慣れた様子で手を振りながら笑う。

まるでアイドルの出待ちみたいだ。

私は思わず足を止めた。

カッコイイとは思ってたけどここまで凄いなんてびっくり。

うるあ「すごい人気……」

美月「だから言ったじゃん!」

美月が興奮気味に言う。

美月「玲夜くんは学園一のモテ男なんだから!」