私だけが知っている、君の秘密


「ここが図書室」

「わぁ……」

思わず声が漏れる。

天井まで届く本棚に壁一面ずらーっと並ぶ本たち。

すごく広い空間。

まるで大きな図書館みたいだった。

「すごいね」

私が笑う。

でも。

「そうか」

返事はそれだけ。

会話が続かない。

私は気まずくて苦笑した。

やっぱり近寄りがたい。

美月の言う通りかもしれない。