その時。 玲夜がふとこちらを見る。 目が合った。 「ん?」 玲夜が足を止める。 そして。 にやっと笑った。 嫌な予感がした。 「転校生じゃね?」 その一言で。 生徒会四人の視線が一斉にこちらへ向く。 私は固まった。 美月は大興奮している。 「やばい!」 「全員見てる!」 でも。 私の視線は。 その中の一人に向いていた。 白石珀翔。 彼だけはすぐに視線を逸らした。