私だけが知っている、君の秘密


翌日の昼休み私は一人で図書室へ向かっていた。

美月は委員会で1人時間ができたから本でも読もうっかなって図書室の扉を開ける。

静かな空間。

やっぱりこーゆー静かな図書室は落ち着くな。

私はなんの本を読むか決めるために本棚の間を歩き始めた。

その時だった。

うるあ「あ……」

見覚えのある綺麗な銀髪の後ろ姿は白石くんだった。

遠くから見てもほんとに綺麗でついつい見つめてしまう。

窓際の席で一人で本を読んでいる。

やっぱり本が好きなんだ。

せっかく静かな空間で1人で本を読んでるのに話しかけるのは良くないかなって少し迷った。

話しかけるのはやめた方がいいよね。

すると白石くんの手元から何かが見えた。

写真だった。

あの日落とした写真。

私は思わず立ち止まる。

白石くんはその写真をじっと見つめていた。

写真を見つめるその表情はどこか苦しそうで寂しそうにも見える。

私は胸がざわついた。

あの写真の人は誰なんだろう。

家族?

友達?

恋人?

そこまで考えて自分でびっくりする。

写真の人が誰かなんて何考えてるんだろう。

私には関係ないはずなのにーーー