「小早川さん、ちょっといいかな?」
翌日。
いつものように出勤すると、樹莉はバンケットマネージャーに手招きされた。
「はい、なんでしょうか?」
「うん、実はね。これからここにゴールデンワールドホテルの和田社長がいらっしゃるんだ。例の侵入者の件で、支配人に直接お詫びしたいからと。支配人がバンケットの芙蓉の間で和田社長と食事をされるんだけど、小早川さんにも同席してほしいって」
えっ!と樹莉は驚く。
「同席、ですか? 私が給仕するのではなく?」
「そう。給仕は別のスタッフがするよ。なんでも和田社長が、ぜひ君を同席させてほしいとおっしゃったそうなんだ。詳しい話を聞いて改めて謝りたいと」
「そんな、私のことはどうぞお気になさらず」
「いや、私に言われても……。とにかくそういう訳だから。あと30分したらエントランスにお迎えに行って、芙蓉の間に案内してね」
よろしく、と言ってマネージャーは去って行った。
翌日。
いつものように出勤すると、樹莉はバンケットマネージャーに手招きされた。
「はい、なんでしょうか?」
「うん、実はね。これからここにゴールデンワールドホテルの和田社長がいらっしゃるんだ。例の侵入者の件で、支配人に直接お詫びしたいからと。支配人がバンケットの芙蓉の間で和田社長と食事をされるんだけど、小早川さんにも同席してほしいって」
えっ!と樹莉は驚く。
「同席、ですか? 私が給仕するのではなく?」
「そう。給仕は別のスタッフがするよ。なんでも和田社長が、ぜひ君を同席させてほしいとおっしゃったそうなんだ。詳しい話を聞いて改めて謝りたいと」
「そんな、私のことはどうぞお気になさらず」
「いや、私に言われても……。とにかくそういう訳だから。あと30分したらエントランスにお迎えに行って、芙蓉の間に案内してね」
よろしく、と言ってマネージャーは去って行った。



