「わあ、なんだか懐かしい」
1ヶ月ぶりにゲストルームに入ると、樹莉はぐるりと辺りを見渡す。
広くてゴージャスな部屋は、宮殿の一室のようだと改めて思う。
「樹莉さま、まずは紅茶をどうぞ。亜紋さまが本社のお仕事を終えて帰って来られる前には、お支度整えますね。恐らく7時頃になるそうです」
「そうなのね、わかりました」
美味しい紅茶とミルフィーユを味わうと、神谷は早速樹莉のメイクを始める。
髪はアイロンで巻いてから左サイドでゆるくまとめ、パールの髪飾りをつけてから、最後にクローゼットを開けた。
「樹莉さま、お召しものはどちらがよろしいですか?」
ハンガーに掛けられていたのは、色とりどりのきれいな衣装。
どれもが高級なものだとひと目でわかる。
タイトな黒いロングドレスや、アシンメトリーの赤いワンショルダードレスなどが並ぶ中、樹莉はロイヤルブルーのフレアワンピースを選んだ。
それ以外は気後れしてしまうほど大人っぽく、着る勇気はない。
早速そのワンピースを着てみると、軽やかなスカートは生地をたっぷり使っていて、少し身体をひねるだけでふわりと広がった。
花びらを重ねたようなシフォンの袖も、涼し気で可愛らしい。
「まあ、すてき! よくお似合いですわ、樹莉さま」
「ありがとう、神谷さん」
1ヶ月ぶりにゲストルームに入ると、樹莉はぐるりと辺りを見渡す。
広くてゴージャスな部屋は、宮殿の一室のようだと改めて思う。
「樹莉さま、まずは紅茶をどうぞ。亜紋さまが本社のお仕事を終えて帰って来られる前には、お支度整えますね。恐らく7時頃になるそうです」
「そうなのね、わかりました」
美味しい紅茶とミルフィーユを味わうと、神谷は早速樹莉のメイクを始める。
髪はアイロンで巻いてから左サイドでゆるくまとめ、パールの髪飾りをつけてから、最後にクローゼットを開けた。
「樹莉さま、お召しものはどちらがよろしいですか?」
ハンガーに掛けられていたのは、色とりどりのきれいな衣装。
どれもが高級なものだとひと目でわかる。
タイトな黒いロングドレスや、アシンメトリーの赤いワンショルダードレスなどが並ぶ中、樹莉はロイヤルブルーのフレアワンピースを選んだ。
それ以外は気後れしてしまうほど大人っぽく、着る勇気はない。
早速そのワンピースを着てみると、軽やかなスカートは生地をたっぷり使っていて、少し身体をひねるだけでふわりと広がった。
花びらを重ねたようなシフォンの袖も、涼し気で可愛らしい。
「まあ、すてき! よくお似合いですわ、樹莉さま」
「ありがとう、神谷さん」



