黒木に職場のホテルまで送ってもらった樹莉は、いつもと変わりなく仕事に励んでいた。
2日前に更衣室とゴミ置き場が荒されたことは大して話題になっておらず、身構えていた樹莉は拍子抜けする。
朝のミーティングが終わると、バンケットマネージャーに「小早川さん、ちょっと」と呼ばれた。
「2日前のことはもう聞いてると思うけど、心当たりある? なにか探していたのなら、お咎めは一切ないから包み隠さず話してほしい」
「いえ、ロッカーやゴミ置き場を荒らしたのは私ではありません。その時間にはもう退勤していました」
そう答えるとあっさり、「だよね、ありがとう」とヒアリングは終わった。
午前中は結婚披露宴を1件受け持ち、幸せそうな新郎新婦の様子に樹莉も思わず笑みを浮かべる。
バックヤードと会場を忙しく行き来する樹莉を、パーテーションの影から黒木がさり気なく見守っていた。
2日前に更衣室とゴミ置き場が荒されたことは大して話題になっておらず、身構えていた樹莉は拍子抜けする。
朝のミーティングが終わると、バンケットマネージャーに「小早川さん、ちょっと」と呼ばれた。
「2日前のことはもう聞いてると思うけど、心当たりある? なにか探していたのなら、お咎めは一切ないから包み隠さず話してほしい」
「いえ、ロッカーやゴミ置き場を荒らしたのは私ではありません。その時間にはもう退勤していました」
そう答えるとあっさり、「だよね、ありがとう」とヒアリングは終わった。
午前中は結婚披露宴を1件受け持ち、幸せそうな新郎新婦の様子に樹莉も思わず笑みを浮かべる。
バックヤードと会場を忙しく行き来する樹莉を、パーテーションの影から黒木がさり気なく見守っていた。



