200文字でゾッ!こわい短編集ー全23話ー

放課後の旧校舎。
絶対に出られない視聴覚室の噂を確かめに僕と友人は忍び込んだ。
中に入ると急に扉が閉まり、外から鍵がかけられた。
「噂は本当だった! 開けてくれ!」
友人は半狂乱で内側から扉を叩き続けている。
僕はそんな彼の背中を冷ややかな目で見つめていた。
おかしいな。
僕がこの部屋に閉じ込められて餓死したのは、もう20年も前のことなのに。
いつから彼は、僕のことを友人だと思い込んでいるのだろう