甘くない天くんの溺愛事情。

朝が弱い私は、未だにぼぉーとする頭でベッドの上にただ座り込んでいるだけ。


すると、


「羽依、今天くんが来てるけど。」



その一言で私のぼぉっとしていた脳みそは一気にフル回転した。


「え!?!天くんが!?」


さっきまで覚めなかった頭は嘘みたいに覚めて、急いで鏡の前に行ってボサボサの髪の毛を櫛で解く。


それと同時に、わたしの脳内は天くんという文字で埋め尽くされている。

早く準備しないと、天くんのこと待たせちゃう。


そんなことを思いながら、バタバタとリビングへ降りると、




「おはよ、羽依。」


「っ、!!」



今日も有り得ないほどに輝く、大好きな大好きな、天くんがそこに居た。