甘くない天くんの溺愛事情。

小さい頃から、キラキラ輝く綺麗なキャラメル色の髪の毛も、宝石みたいな瞳も、笑ったらキュッと出来るエクボも、

全部が、大好きで、大好きで、仕方なかった。


私よりも4年早く産まれて、ずっとその溝を埋めたくて、頑張って背伸びする日々。



そんな私は今日も、"彼"への想いを大切に生きている。



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「羽依、起きなさい。朝よー!」


「んんー、」



朝から聞きなれた声が聞こえてきて、まだ力の入らない手で目をこすりながらベッドから起き上がる。



「はぁーい、今起きるー。」


そしてまだ解されていない声で、お母さんに返事をする。

うーん、まだ目が覚めないや、眠いな。