——私の恋、終わったんだ。 思っていたよりあっさりで、思っていたより静かで。 でも、その静かさが一番つらかった。 そしてもう一つ。 もっと奥のところで、別の痛みが広がる。 (りのん) どうしよう。 どんな顔で会えばいいのか、分からなかった。 さっきまでと同じように笑える自信が、どこにもなかった。