「勘違いしてんじゃねぇ」
「幻滅もしないし、嫌いにもならない」
「それに支えてほしいんじゃねぇよ」
「え……」
「俺がお前を支えたいんだろ」
見たことない表情が、綾人の本音だと教えてくれる。
ふれている両手のぬくもりが、更にあたしの涙を誘う。
「麗華は確かにすごい」
「でも俺が欲しかったのは、お前なんだよ」
「で、お前は俺から離れられるのか」
あたしは小さく頭を振る。
綾人の両手が、あたしの頬を包み込んだ。
「好きだ」
「っ……」
「だから、安心しろ」
優しく甘く低い声が、身体中を駆けめぐる。
(聞き間違い……じゃないよね……?)
「志穂?」
「ほんとにっ……?嘘じゃない……?」
「ずっと言ってる」
「聞いてない……」
「そうだろうとは思ってた」
苦笑しながらも、綾人の瞳が優しいままで。
「じゃ、今、聞いただろ」
「……彼女」
「は?」
「だからっ……彼女でいいの……?」
「今さら」
軽く笑いながら綾人がキスをしてきた。
「お前は俺の彼女で、婚約者だよ」
プチプチっとボタンが外される音。
「えっ?なんでっ……」
「どんだけ待たされたと思ってんだよ」
「だからって……あっ、あのねっあたし付き合ったら、めんどくさいわよっ」
「へぇ」
「あとっ……クールぶってて、意外と泣き虫なところがあってっ!」
「知ってる」
「あとあとっ……ほんとはめちゃくちゃ甘えたいし甘やかされたいっ」
「なら、丁度いいな」
そういって、左手首にあるアンクレットごと、甘噛みされた。
「今から甘やかすから、覚悟しろよ」
「えっ……ちょっとあやとっ」
「もう黙れ」
軽く塞がれた唇。
(もう逃げなくていいんだ……)
そのまま頬を掴まれ、角度が変わって深くなる。
(どうしよう……幸せって思っちゃう……)
呼吸ごと奪い去るような深いキスの嵐。
心の奥を知られても、不思議と怖くない。
(あたしが、自分で藤垣綾人を選んだ)
優しく甘い刺激の中で、綾人の存在を確かめるように強く抱きしめた。
「幻滅もしないし、嫌いにもならない」
「それに支えてほしいんじゃねぇよ」
「え……」
「俺がお前を支えたいんだろ」
見たことない表情が、綾人の本音だと教えてくれる。
ふれている両手のぬくもりが、更にあたしの涙を誘う。
「麗華は確かにすごい」
「でも俺が欲しかったのは、お前なんだよ」
「で、お前は俺から離れられるのか」
あたしは小さく頭を振る。
綾人の両手が、あたしの頬を包み込んだ。
「好きだ」
「っ……」
「だから、安心しろ」
優しく甘く低い声が、身体中を駆けめぐる。
(聞き間違い……じゃないよね……?)
「志穂?」
「ほんとにっ……?嘘じゃない……?」
「ずっと言ってる」
「聞いてない……」
「そうだろうとは思ってた」
苦笑しながらも、綾人の瞳が優しいままで。
「じゃ、今、聞いただろ」
「……彼女」
「は?」
「だからっ……彼女でいいの……?」
「今さら」
軽く笑いながら綾人がキスをしてきた。
「お前は俺の彼女で、婚約者だよ」
プチプチっとボタンが外される音。
「えっ?なんでっ……」
「どんだけ待たされたと思ってんだよ」
「だからって……あっ、あのねっあたし付き合ったら、めんどくさいわよっ」
「へぇ」
「あとっ……クールぶってて、意外と泣き虫なところがあってっ!」
「知ってる」
「あとあとっ……ほんとはめちゃくちゃ甘えたいし甘やかされたいっ」
「なら、丁度いいな」
そういって、左手首にあるアンクレットごと、甘噛みされた。
「今から甘やかすから、覚悟しろよ」
「えっ……ちょっとあやとっ」
「もう黙れ」
軽く塞がれた唇。
(もう逃げなくていいんだ……)
そのまま頬を掴まれ、角度が変わって深くなる。
(どうしよう……幸せって思っちゃう……)
呼吸ごと奪い去るような深いキスの嵐。
心の奥を知られても、不思議と怖くない。
(あたしが、自分で藤垣綾人を選んだ)
優しく甘い刺激の中で、綾人の存在を確かめるように強く抱きしめた。



